2021年7月19日 石垣島ダイビング日記
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【1本目:石垣島 大崎ハナゴイリーフ】
嵐の前の静けさ?でしょうか。
朝から穏やかな天気に恵まれた石垣島です。さてさて、台風前のひと潜りは大崎エリアにやって来ました。
ポイントも穏やかな夏の1日。
台風が近づいているなんて信じられないくらいでした。エントリ―すると岩の上にアオウミガメ。
まだまだ小さなアオウミガメですが
無警戒のDNAはしっかりと受け継いでいる?
私たちが近寄ってもまったく気にする様子も無く
ボ~ッとしてまぶたを閉じてしまいました。沖側に高台のユビエダハマサンゴでは
キンギョハナダイ&アカネハナゴイたちが群れ広がり
夏らしい鮮やかな風景でした。
彼らの真ん中には朝ご飯中のハナミノカサゴ。ハナミノカサゴにとっては
獲物を物色しているだけなのですが
ダイバー目線では「華やかな風景」を楽しめました。スタッフ:とっつぁん
【2本目:石垣島 大崎スミレ団地】
2ダイブはちょっと遠征。
足を伸ばしてスミレナガハナダイ狙いです。カメエリアを横目に沖に向かうと
ゴツゴツとした滑らかな斜面。
斜面を下りながらスミレナガハナダイを目指すと
私たちの後ろからアオウミガメ。
そして、私たちを追い越すと
私たちの前に割り込み岩場にペタン。
どうやら、ここが彼の本日の休憩所。
少しだけモゾモゾとした後、まぶたを閉じてすぐにお休みモードでした。一方 メインのスミレナガハナダイは・・・。
今日も大量のメスの中でハーレム状態のオス。
ハナゴイ&ハナダイはメスからオスへと性転換する魚。
群れの中で強い個体がオスになります。アカネはゴイやキンギョハナダイに比べると
圧倒的にオスの数が少ないスミレナガハナダイ。
オスの数=その種の魚の多さなのでしょうかね。スタッフ:とっつぁん
【3本目:石垣島 大崎アカククリの館】
ラストはアカククリを眺めながらのんびりです。
このところ数が多くなってきたアカククリたちですが
今日はやや寂しい感じでした。
中層には20匹ほどのアカククリたち。
そして、あちらこちらにあるクリーニングステーションでは
数匹単位で塊り順番にクリーニンを受けていました。
どのエリアもまったりムード全開なアカククリたち。
見ているだけで癒されます。ハマサンゴの下では夏ならではな魚たち。
キンメモドキやスミツキアトヒキテンジクダイたち。
空間を埋め尽くすほどの群れ。
そんな小魚を狙ってカスミアジたちがアタック!!一瞬にして騒めく小魚たち。
生き延びるため必死ですが、夏の終わりが近づくと
ほとんどが食べられちゃうのです。
華やかなだけではない・・・弱肉強食の世界です。スタッフ:とっつぁん
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