「浮きやすい」 石垣島 ダイビング
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皆さんこんにちはo(^▽^)o
石垣島よりダイビングショップKUKURUがお届けしています☆
前回のブログでは、
「スチールタンクとアルミタンクの
見分け方」や、
「使うタンクに合わせて
ウエイト量を変える必要がある」
ということを お話させて頂きました
そして、今回のブログではお客様からご質問を頂く
「スチールタンクよりも
アルミタンクの方が浮くのは
どうして」
という事や、
「同じ10ℓなのに、なんで大きさが違うの」
という事に関して
お話させて頂きますね
まず、陸上で10ℓのスチールタンクと
アルミタンクの重さを測ったら
どちらの方が重たいと思いますか?
答えは…アルミタンクです
10ℓスチールタンク16kg
10ℓアルミタンク17kg
アルミの方がスチールよりも
1kg重たいのであります
同じ10ℓなんだから
タンクの大きさも同じでは?
…と、お思いになる方も
いらっしゃるでしょうか?
この10ℓとは
空気の入っている空間の事を言っているので
タンクの大きさとは別の事なのですよ
タンク自体の大きさは、
アルミタンクの方が大きいのであります
では、なぜアルミタンクの方が大きく作られているのでしょうか
それでは、缶ジュースを思い浮かべて下さいね
ジュースの缶には
このように2つの種類があります。
コーラ缶はアルミ
オリオンビールもアルミ
缶コーヒーはスチール
ポタージュもスチール
アルミ缶とスチール缶、
特に飲み終わった缶を持つと一目瞭然ですね(*^^*)
アルミ缶は女性の力でも潰す事が出来ますが
スチール缶はとてもとても潰せません
…ここで、タンクのお話に戻りますね☆
ダイビングのタンクは
アルミタンクもスチールタンクも
200気圧に耐えられるように作られています。
なので、大雑把ですが
比較するとこんな感じなのです!
同じ10ℓでも、
アルミタンクの方が大きかったのですね☆
ではなぜ、水中では
アルミタンクの方が軽く感じるのでしょうか
それは「タンクの浮力」に原因があるのです。
タンクの浮力は、
「タンクの容積」や「大きさ」で決まります。
タンクの大きさが大きければ大きいほど
浮力があるのですよ☆
海に小さな釘を落としたら
沈んでしまうのに、
あんなに大きな船が浮かんでいるのも
その理由です(*^^*)
これを【アルキメデスの原理】と言います。
物体が水を押しのける量が
大きければ大きいほど浮力があるのです☆
まとめ
アルミタンクとスチールタンクを比較した場合、
アルミタンクの方がウエイトが必要です。
ざっくりな感覚では、
そのウエイトの差は2kgで良いと思います。
スチールタンクでいつも2kgで潜っている人は、
アルミタンクの際は4kg。
(ウエットスーツの厚みが同じ場合。)
ただし、初日のファーストダイブでは
スーツがカラカラに乾いて沈みにくかったり
緊張から呼吸が乱れ気味になることもありますので
更にプラス1kgにした方が
安定して潜れる方もいらっしゃいます。
ご自分のウエイト量に
ご不安がある方は潜る前に相談してくださいね
適性ウエイトで、少しでもラクに安心して潜って頂きたい。
それが私たちKUKURUの願いです
スタッフ:石戸麻子
石垣島 ダイビングショップ KUKURUのホームページはこちら!
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飛行機が飛ぶのは勉強したから分かるけど、
いまだに船が海に浮くのが不思議なんだよねぇ・・・
船関係の仕事しているのにねぇ・・・