2025年5月19日 石垣島ダイビング日記
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【1本目:竹富島 トンガリの根】
天気もいいし
「黒島ブルーが見たい♪」のリクエスト。
がしかし・・・生憎連日そこそこ強い南風。
望みは薄いけど、ひとまず竹富島エリアでダイビングです。竹富島ではすっかり終わっているコブシメの産卵ですが
これから初夏にかけて「もしかしたら」なのです。
もしかしたら・・・とは、コブシメの赤ちゃん。
なかなか見れないですが
1ダイブ目はじっくりと砂地散策です。結局のところコブシメの赤ちゃんは見れませんでしたが
ウミウシがたくさん見れました。
まったく可愛く無いけどクロボウズ。
砂地で立ち往生中のミドリリュウグウウミウシ。
この季節ならではなタスジキヌハダウミウシ。
そして、足の速いアカボシウミウシ。お目当てが見つからなくても
色々な発見があってこの季節の砂地は楽しいですね。スタッフ:とっつぁん
「サフランイロウミウシ」
【2本目:竹富島 ラホツの根】
大仏さんの頭(螺髪)のような
コモンシコロサンゴのまわりでは
今日もたくさんの魚たちが集まります。ヨスジフエダイにロクセンフエダイにノコギリダイ。
サンゴに近いところでは
ウケグチイットウダイやヒメエビス。
中層を広大に群れるデバスズメダイ。
夏本番に向けてさらに勢いを増しているようです。コブシメの産卵床になっているユビエダハマサンゴには
隙間を埋め尽くすコブシメの卵。
乳白色だった卵も半透明で透けている卵が多くなりました。
そして、卵の中では孵化の瞬間を待つコブシメの赤ちゃん。孵化したコブシメの多くは
天敵たちに食べられちゃうのだろうけど
1匹でも多く生き残ってくれるといいなぁ。スタッフ:とっつぁん
「ヨスジの群れ」
【3本目:竹富島 ジャガリコ】
竹富島の南エリアは
少しうねりが高くなってきたので
ラストダイブは竹富島の北エリアにやってきました。「じゃがいもの山」のような
コモンシコロサンゴの群体もだけど
その他のサンゴも綺麗なポイントです。そして、サンゴのまわりにはたくさんの魚たち。
デバスズメダイやオキナワスズメダイなど
トロピカルな魚たちを中心に
コガシラベラやチョウチョウウオ各種。
夏になるとサンゴの隙間を埋め尽くす
クロオビアトヒキテンジクダイなどは
まだまだ少ないけど
このポイントもすっかり夏モードです。最後は浅瀬のサンゴを見ながら
まったりと安全停止。
見る見るうちに成長していくサンゴたち。
自然の力ってすごいですね。スタッフ:とっつぁん
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