2023年6月5日 石垣島ダイビング日記
-
【1本目:竹富島 ジャガリコ】
台風はあったものの・・・。
台風が去った後は梅雨らしくない
夏の青空が広がっている石垣島です。
海も穏やかだし絶好のダイビング日和となりました。本日の1ダイブ目は竹富島エリアへで楽しんできました。
透明度はなかなかいい感じの青さ。
まずは、砂地を散策しながら
コモンシコロサンゴの群体を目指します。砂地に横たわるクロナマコには
ウミウシカクレエビが1匹。
通常はオレンジの割合が多いウミウシカクレエビですが
遠目で見ると黒一色。
彼らも体色を変化させ擬態できちゃうんです。
でも、よ~く見ると黒の奥はオレンジ色です。コモンシコロサンゴに到着すると
そこは夏全開な風景が広がります。
じゃがいもの山みたいなサンゴのまわりでは
デバスズメダイやモンツキスズメダイがどっさり。
サンゴの隙間では、クロオビアトヒキテンジクダイ。
口内保育をしているオスもいて季節感を満喫できました。スタッフ:とっつぁん
「じゃがいもの山」
【2本目:小浜島 オランダ口】
嘉弥真島付近を過ぎると
水面の青さが濃くなってきました。
太陽の光が反射してキラキラと輝き
船の上から水面を見ているだけでも大満足です。リーフに近づくと
さっきまでのブルーはどこへやら?
それでも、数メートル沈めば期待通りのブルーでした。クレパスに入りアーチ状になった岩の下をくぐると
目の前を塞ぐアオギハゼ&ツバメタナバタウオ。
暗がりに居ることが多く
どちらかと言うと「地味」なイメージの彼らですが
実際には、かなりキレイな魚たちなのです。
百聞は一見に如かず・・・。
ライトを持って彼らを探してみてください。ゴツゴツとした地形エリアを越えると
一面にサオトメシコロサンゴの群生。
サンゴのまわりではクロヘリイトヒキベラやグルクンの子供たち。
ネムリブカも現れて華やかなサンゴの風景も楽しめました。スタッフ:とっつぁん
「産卵中」
【3本目:西表島 野原ドロップ】
ラストダイブは西表島にやってきました。
見渡す限りブルーの海。
水面でも水中でも漉き取ったブルーを楽しめました。サンゴが生い茂るリーフを沖に向かって行くと
目の前にユメウメイロがどっさり。
今日は一段と多く壁状態なユメウメイロの群れでした。少し水深を下げると
今度はハナゴイの群れが団子状態。
濃いブルーの中に華やかに舞い泳ぐハナゴイたち。
普段見れる姿よりも少しシックな感じでした。後半は浅瀬に戻りサンゴの上でのんびり。
何気なくサンゴたちを見渡すと
ツツウミズタの隙間から小さな白い粒状の玉がふんわり。
産れたばかりの卵が中層に舞っていました~。
そして、さらに隙間を覗くを白い卵がどっさり。
気が付けば今年もこんな季節です。スタッフ:とっつぁん
コメントを残す